どんどん、入れ替わりします。
冷酒
愛知 義侠 五百万石60% 新酒
岩手 南部美人 心白 純米吟醸50%
高知 酔鯨 純米吟醸 吟麗50%
愛知 義侠 はるか 純米60%
青森 喜久泉 吟醸 50%
純米燗酒
鳥取 諏訪泉 満天星 50%
新潟 月不見(つきみず)の池 純米60%
月別: 2012年1月
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クリーニング屋のおじさんが作った○○
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1/16 店長のきまぐれ入荷酒
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同業として恥ずかしい
今日、「名古屋市港区の寿司屋が、プレミア焼酎転売で罰金」という記事を見ました。
もちろん、私ではありません。
飲食店という立場を利用し、取引のある酒屋からプレミア焼酎を買い、それを1.5倍から3倍でネットオークション等で売っていたのです。普通の人がやるならまだしも、飲食店がやっていたとは、情けない話です。
プレミア酒というのは、多くの場合、それを正規で販売している酒屋さんも入手するのに苦労する商品です。たとえば、日本酒だとプレミア大吟醸だけ売っているのではなく、安い本醸造のお酒も売って初めて蔵元から配給されるのです。我々、飲食店でも同じです。プレミアのお酒を入手するためには、他のお酒も酒屋さんから買うことで、優先的に入手することが可能なわけです。
また、利益の面からも、正規販売の酒屋さんでもプレミア酒と言えど、2割程度の利益しかありません。高く売りたくても、正規の値段で売ることを酒蔵と約束をしているから高値で売ったりはしません。
さらに、お酒の普及という点を考えても、プレミア酒だけを売るというのは、マイナスです。お酒は嗜好品ですから、プレミア酒だからといってすべての人にとっておいしいというわけではありません。お値打ちで、プレミア酒よりおいしいと思うお酒はたくさんあります。色々なお酒があって、はじめてプレミア酒というお酒の意味が存在します。
この寿司屋さんは、すでに追徴課税と罰金を支払い、法律的な処罰を受けました。でも、酒屋さんとの信頼、お酒に対する想い、さらには自分が置かれている立場を裏切ったことは、簡単に回復することはできません。正直、とても残念です。