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店長の独り言

【 料理は家庭科ではない。理科と美術だ 】

料理を作っていてつくづく思うことは、
【調理は理科だ】
と。

たとえば、魚をさばくのは、
【解剖】だ。
要は観察用にするか、食材用にするかである。
両方とも、骨の位置や内臓の位置を知っていないと上手にできない。
また、味付けは決まった割合で、調味料を加える。
人間の舌だけに頼らず、
レシピ(つまりデータ)も重視する。
これは、
【化学の実験】
だ。
さらに、
【化学反応】
を利用した調理法もたくさんある。
また、
【物理的な変化】
を利用することもある。
衣のとぎ汁の沈み具合で油の温度を確認するのはその一例である。
結局のところ、
【調理は理科なのだ】
ただ、
あまりにも科学的に作った見栄えを気にしていない
「調理」は「料理」とは言えない。
そもそも
【美味しそうではない】
いくら決まった割合で作っても、
人間の味覚は
【 曖昧 】
である。
だから、
【見た目がとても大切】
である。

芸術的に盛り付けることで、色や形で表現すること、
体感、食感などわかりやすい要素を増やすことで、
料理は美味しくなるのである。
実際、味の8割が
視覚情報
とも言われる。
そのように考えると、料理というのは、
【理科と美術】
なのだ。
皆さんはどう思いますか?

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【 ビリギャルの勉強方法 】とは

私は国語が苦手で、
どのように成績を上げるのか、
わからなかった。
後になって成績アップの方法はわかったのだが、
すでに受験は終わっていたし、
受験をするような子供もいない。
そこで、受験生を持つ読者の皆様に、
「こっそり伝授しよう」
と思う。
やり方は簡単。
【本を書き写すのだ】
小中学生なら、教科書でOK。
大学受験なら新聞の社説などがいい。
なるべく早い時期からやったほうが効果がある。
そもそも、国語の成績がよい友人たちは、概して
読書
が好きだった。
でも、もっと効果的に、簡単に成績を上げるのは、
【声を出しながら、写す】
ことなのだ。
実はこの方法は、
あの「ビリギャル」もやっていた可能性が高い。
というのも、写真の広告を見つけたのだ。
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確実に国語の成績を上げたいなら、
この方法をおすすめする。
なお、私は実際に試していないので、
保証はできませんので、あしからず。

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【あや子さんはすごい】

あや子さん、と言っても
歌手の藤あや子さんでも、
アナウンサーの加藤綾子さんでもない。
私がすごいと思っているのは、
釣り仲間の奥様のあや子さんだ。
多くの奥様方は、釣り好きの旦那さんが釣ってきた獲物を
【迷惑な物】
として見ている。
「釣ってくるのは勝手だけど、家に持って来ないで欲しい」
と。
確かに、その通りだ。
切り身になっている魚に慣れている奥様方にとって、
おろしていない魚は厄介なものだ。
だって、
【臭いし】
【魚をおろせないし】
でも、あや子さんは違う。
旦那さんと一緒に釣りにも行くし、
旦那さんが釣ってきた魚はもちろんのこと、
他の釣り仲間が要らない魚も引き取る。

数年前は、魚をおろすこともできなかったのだが、
努力と好奇心
でおろせるようになった。
そして、その魚は
友人にあげたり、自ら調理する。
彼女こそ、釣師の奥さんの鏡だ。

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魚の調理と解剖は同じだ

私は訳あって、調理師となったが、ひょっとして医者になっていたかもしれない。
と、かっこいい事を言ってみたが、まず、
それは無い。
ただ、魚をさばくのは、ちょっと見方を変えると、
解剖
と言える。
要は観察用にするか、食材用にするかのちがいだ。
両方とも、骨の位置や内臓の位置を知っていないと上手にできない。
魚は魚類、人間は哺乳類でまったく異なる生き物のように思えるが、
基本的な構造は同じだ。
頭があって、
そこにつながる背骨があり、
内臓を守る肋骨(腹骨)がある。
その位置と特徴を理解しておけば、
包丁を走らせるラインは必然的に決まってくる。
あとは、包丁から伝わる振動を感じながら
刃先の場所をイメージして、
力を入れず、
包丁全体を使い、
なでるように


切れば、美しく魚をおろすことができる。