一言でいえば、人が握るか、機械が握るかの違いです。
当然コストも違いますが、もっと決定的に違うことがあります。
それは、すしの一体感とでも言うのでのでしょうか、ネタとシャリが一つになっていることです。
機械はシャリだけを形成し、ネタを後で乗せます。ですから極端な言い方をすれば、バラバラです。
でも、人が作る寿司はネタとシャリを一緒に握りこんでいくので、一体感が出るわけです。
これは、寿司を食べるときに違いがでます。
通常、すしはひっくり返してしょうゆをつけて食べるのですが、この時に一体感がないと、ネタとシャリがはがれてしまい、食べにくいのです。
よく回転すしで、ネタだけをはがして、しょうゆをつけ、再度シャリの上に戻して召し上がる方がいますが、これは非常にかっこ悪い食べ方なのです。
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