料理を作っていてつくづく思うことは、
【調理は理科だ】
と。
たとえば、魚をさばくのは、
【解剖】だ。
要は観察用にするか、食材用にするかである。
両方とも、骨の位置や内臓の位置を知っていないと上手にできない。
また、味付けは決まった割合で、調味料を加える。
人間の舌だけに頼らず、
レシピ(つまりデータ)も重視する。
これは、
【化学の実験】
だ。
さらに、
【化学反応】
を利用した調理法もたくさんある。
また、
【物理的な変化】
を利用することもある。
衣のとぎ汁の沈み具合で油の温度を確認するのはその一例である。
結局のところ、
【調理は理科なのだ】
ただ、
あまりにも科学的に作った見栄えを気にしていない
「調理」は「料理」とは言えない。
そもそも
【美味しそうではない】
いくら決まった割合で作っても、
人間の味覚は
【 曖昧 】
である。
だから、
【見た目がとても大切】
である。
芸術的に盛り付けることで、色や形で表現すること、
体感、食感などわかりやすい要素を増やすことで、
料理は美味しくなるのである。
実際、味の8割が
視覚情報
とも言われる。
そのように考えると、料理というのは、
【理科と美術】
なのだ。
皆さんはどう思いますか?
月別: 2016年12月
【 ビリギャルの勉強方法 】とは
私は国語が苦手で、
どのように成績を上げるのか、
わからなかった。
後になって成績アップの方法はわかったのだが、
すでに受験は終わっていたし、
受験をするような子供もいない。
そこで、受験生を持つ読者の皆様に、
「こっそり伝授しよう」
と思う。
やり方は簡単。
【本を書き写すのだ】
小中学生なら、教科書でOK。
大学受験なら新聞の社説などがいい。
なるべく早い時期からやったほうが効果がある。
そもそも、国語の成績がよい友人たちは、概して
読書
が好きだった。
でも、もっと効果的に、簡単に成績を上げるのは、
【声を出しながら、写す】
ことなのだ。
実はこの方法は、
あの「ビリギャル」もやっていた可能性が高い。
というのも、写真の広告を見つけたのだ。
確実に国語の成績を上げたいなら、
この方法をおすすめする。
なお、私は実際に試していないので、
保証はできませんので、あしからず。
【あや子さんはすごい】
あや子さん、と言っても
歌手の藤あや子さんでも、
アナウンサーの加藤綾子さんでもない。
私がすごいと思っているのは、
釣り仲間の奥様のあや子さんだ。
多くの奥様方は、釣り好きの旦那さんが釣ってきた獲物を
【迷惑な物】
として見ている。
「釣ってくるのは勝手だけど、家に持って来ないで欲しい」
と。
確かに、その通りだ。
切り身になっている魚に慣れている奥様方にとって、
おろしていない魚は厄介なものだ。
だって、
【臭いし】
【魚をおろせないし】
でも、あや子さんは違う。
旦那さんと一緒に釣りにも行くし、
旦那さんが釣ってきた魚はもちろんのこと、
他の釣り仲間が要らない魚も引き取る。
数年前は、魚をおろすこともできなかったのだが、
努力と好奇心
でおろせるようになった。
そして、その魚は
友人にあげたり、自ら調理する。
彼女こそ、釣師の奥さんの鏡だ。
魚の調理と解剖は同じだ
私は訳あって、調理師となったが、ひょっとして医者になっていたかもしれない。
と、かっこいい事を言ってみたが、まず、
それは無い。
ただ、魚をさばくのは、ちょっと見方を変えると、
解剖
と言える。
要は観察用にするか、食材用にするかのちがいだ。
両方とも、骨の位置や内臓の位置を知っていないと上手にできない。
魚は魚類、人間は哺乳類でまったく異なる生き物のように思えるが、
基本的な構造は同じだ。
頭があって、
そこにつながる背骨があり、
内臓を守る肋骨(腹骨)がある。
その位置と特徴を理解しておけば、
包丁を走らせるラインは必然的に決まってくる。
あとは、包丁から伝わる振動を感じながら
刃先の場所をイメージして、
力を入れず、
包丁全体を使い、
なでるように
切れば、美しく魚をおろすことができる。