皆さんは、「ひやおろし」を御存知でしょうか?
日本酒は、通常、秋に原料を仕込み、翌年の春に新酒ができあがります。この出来上がった新酒を搾り、発酵を止めるために一度火入れ(加熱殺菌)し、原酒が出来上がります。
(一般の清酒はこの後、割水をして、再度火入れをして出荷されます。)
「ひやおろし」は、最初の火入れの後、暑い夏の間をひんやりとした蔵で眠って過ごし、熟成を深めます。
ひと夏熟成させることで、新酒の荒々しさが消え、丸みのある酒質となるからです。
やがて秋風が吹き始めたら、いよいよ目覚めのとき!
ほど良く熟成した酒は二度目の火入れをせずに「生詰」めし、出荷となります。
その昔「冷や」のまま貯蔵用の大桶から木樽に「移(おろ)」して樽詰めしたことから「冷移(ひやおろし)」と呼ばれ、秋の酒として珍重されてきました。
豊穣の秋にふさわしい、旨味溢れる円熟の味わいが、お値打ちに楽しめる。それが「ひやおろし」の魅力です。
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カテゴリー: 店長の独り言
先日、若女将に付き合って、劇団四季の「オペラ座の怪人」を見て来ました。
このブログ用に写真を撮りたかったのですが、写真撮影はNGなので、劇団四季のホームページとamazonのDVDをリンクします。
オペラ座の怪人 通常版 [DVD]
映画版が気に入っていたので、見に行ったのですが、舞台で演じるのは大変です。仮面舞踏会(マスカレード)のシーンが豪華でいいですね。私は2階席でしたが、1階席の方が臨場感があると思いますから、これから予約を取られる方は1階をお奨めします。
ひやおろし 入荷 第1弾
お盆中に、尾墓参りに行かなかったので、昨日行ってきました。
私の家のお墓は、名古屋の西の「蟹江」というところにあるのですが、そのお墓のそばに「いなまん」というお店があります。
いなまん
この「いなまん」さんで作っているのが、「いなまんじゅう」という、名古屋の人でもしらない、名古屋名物?蟹江名物?です。
「饅頭」といっても、和菓子ではありません。ボラの子であるイナの腹の中に、赤みそをベースに色々な具を入れて焼いたものなのですが、実は、私もまだ、食べたことがありません。
いつも、このお店の前を通ると「いっぺん、食べてみなかん」(食べてみないといけない)と思うのですが、「ボラは臭い」というイメージがあるので、挑戦していません。
名古屋市のホームページに写真があったので、リンクを貼ります。
日本酒と食べると最高らしいので、「義侠でいなまんを食す」を企画しようと思います。
サンマも良いけど、イワシも良いです
でぇーらー ショック
先日、東京で入手したお酒は「醸し人 九平次 純米吟醸 山田錦」。実はこれ、緑区の有松のお酒なんです。
東京で、わざわざ名古屋のお酒を買ってこなくてもいいのですが、名古屋では、売っているところが少なく、同じ蔵の「酒望子」がとても美味しかったのです。それで、「九平次」も機会があればと思っていたところ、タイミングよく見つけたので、買ったきたわけです。
ところが、「パリッ」
冷蔵庫から滑り落ちて、割れてしまいました。ショック。
すべて、床に流れました。「いいにおいがするなぁー」「ガクッ」「もったいないなぁー」「ガクッ」と床を拭きながら溜息がでます。
入手が困難なお酒ではないけれど、楽しみにしていただけに残念です。
在りし日の九平次
悔しいから、また買います。