久々の書き込みですね。サボっていました。
私が陶芸をしていることは、ご存じの方も多いと思います。普段は、その陶芸の先生の電気窯で焼くのですが、今回は薪で焼く登り窯で焼いてもらいました。
約3日間、焼くのですが、私ができることは、夜中の薪入れのお手伝い、薪割りです。
陶芸というと、ロクロで茶碗を作って、静かなイメージがありますが、それはほんの一部で、今回の「窯焼き」は完ぺき肉体労働です。
朝の5時です。窯の中の薪をかき回した鉄の棒は、わずか数分で真っ赤になります。この時点で窯の温度は1000度
朝になったら、薪割り再開。事前に用意した薪だけでは、足りなくなるかもしれないので、余分に割ります。
登り窯なので、徐々に上の方にも薪を入れます。この時点で温度は1150度。古典的な窯ですが、温度はパソコンでチェックしながら、理想的な焼きをしていきます。
どんな作品になるか、楽しみです。志野、織部、黄瀬戸の釉薬がかけてあります。
カテゴリー: 店長の独り言
僕と結婚してください
何かと話題になっているスマートフォンですが、私はiPhoneを使っています。
最近、そのiPhoneに搭載されているSiriという機能が日本語にも対応するようになりました。
このSiriとは、iPhoneに向かって、「◯◯に電話して」、とか「△△を調べて」と話しかけると、言葉を判断して、反応してくれるものです。
そこで、このSiriに「僕と結婚してください」と言ってみたところ、
「友達のままでいましょう」言い返されました。
しつこく、もう一度、「僕と結婚してください」と言ったら、今度は「まぁ素敵、でも、なにかほかにもお手伝いできることは、ありませんか?」だって。
なかなか、ユニークです。
すし教室(巻き寿司編)
店長の気まぐれ入荷酒 1/21
クリーニング屋のおじさんが作った○○
1/16 店長のきまぐれ入荷酒
同業として恥ずかしい
今日、「名古屋市港区の寿司屋が、プレミア焼酎転売で罰金」という記事を見ました。
もちろん、私ではありません。
飲食店という立場を利用し、取引のある酒屋からプレミア焼酎を買い、それを1.5倍から3倍でネットオークション等で売っていたのです。普通の人がやるならまだしも、飲食店がやっていたとは、情けない話です。
プレミア酒というのは、多くの場合、それを正規で販売している酒屋さんも入手するのに苦労する商品です。たとえば、日本酒だとプレミア大吟醸だけ売っているのではなく、安い本醸造のお酒も売って初めて蔵元から配給されるのです。我々、飲食店でも同じです。プレミアのお酒を入手するためには、他のお酒も酒屋さんから買うことで、優先的に入手することが可能なわけです。
また、利益の面からも、正規販売の酒屋さんでもプレミア酒と言えど、2割程度の利益しかありません。高く売りたくても、正規の値段で売ることを酒蔵と約束をしているから高値で売ったりはしません。
さらに、お酒の普及という点を考えても、プレミア酒だけを売るというのは、マイナスです。お酒は嗜好品ですから、プレミア酒だからといってすべての人にとっておいしいというわけではありません。お値打ちで、プレミア酒よりおいしいと思うお酒はたくさんあります。色々なお酒があって、はじめてプレミア酒というお酒の意味が存在します。
この寿司屋さんは、すでに追徴課税と罰金を支払い、法律的な処罰を受けました。でも、酒屋さんとの信頼、お酒に対する想い、さらには自分が置かれている立場を裏切ったことは、簡単に回復することはできません。正直、とても残念です。