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店長の独り言

恵方巻き

2月3日は節分で、当店でも恵方巻きを多くの方に買っていただきました。ありがとうございました。この場を借りて、お礼申し上げます。
 さて、最近では、テレビ等でも頻繁に取り上げられて、全国的に「かぶりつき」が行われていると思います。この習慣、いえ、まだ歴史が浅いので、「ブーム」と言った方が正しいかもしれませんが、このように全国的に知れわたるようになったのは、ここ4、5年のことです。コンビニ、スーパーなどでも売られるようになってからです。すし屋業界では、10年以上前からやっているのですが、なかなかブームにはなりませんでした。やはり、マスコミの影響は大きいですね。さて、この恵方巻き、由来はいくつかありますがそのうちの一つを紹介します。

もともとは、関西の習慣で、豊臣秀吉の家臣(堀尾吉晴)が、「節分の日に太巻のようなものを食べて、戦に挑み、手柄を立てたこと」がきっかけと言われています。また、巻き寿司は福や商売繁盛、厄除けなどを巻き込むという意味もあります。そして、丸のままかぶりつくのは、切ってしまうと「縁を切る」という意味になるのです。
一方、バレンタインデーのチョコレートと同様、海苔業界や寿司業界の策略とも言われています。
いずれにしても、「かぶりつき」が夢や目標をかなえるきっかけになれば、いいですね。